バウンドテニスのルール
第4章 ダブルスの試合規則
第27条 準用
第26条までの規則は、ダブルス試合に於いて準用される。
第28条 サービスの順序
(1) 第1ゲームにサービスをするチームは、何れのパートナーがサービスをするか決め、相手方のチームは第2ゲームにおいて同様の取り決めをする。第1ゲームにサービスをしたプレーヤーのパートナーは、第3ゲームにサービスをし、第2ゲームにサービスをしたプレーヤーのパートナーは第4ゲームにサービスをし、以後試合が終了するまで同様の順序で行う。
(2) 順序を誤ってサービスをしたときは、その誤りが発見され次第、サービスすべき順番であったプレーヤーがサービスしなければならない。それまでのポイントは有効である。
第29条 レシーブの順序
(1) レシーバーは、それぞれ右サービスコートあるいは左サービスコートのいずれかでレシーブするものとし、その試合が終了するまで位置をかわることはできない。
(2) レシーバーが位置を誤ってレシーブしたときは、その誤りが発見され次第、レシーブする位置を入れ変わらなければならない。それまでのポイントは有効である。
第30条 ラリーの順序
サービス後に行われる連続した正規の打ち合いをラリーと呼び、ラリーはそれぞれのチームのパートナーが交互に打つものとする。
(1) サーバーは正規のサービスを行い、レシーバーは正規のレシーブを行う。次にサーバーのパートナーが返球し、次いでレシーバーのパートナーが返球する。以後この順序で返球を続ける。
第31条 インプレーにおける失ポイント
インプレーにおいて次の場合は失ポイントとなる。
(1) プレーヤーの打球したボールが、そのパートナーのラケット、身体、着衣あるいは持物に触れたとき。
(2) 相手の打球したボールが、正規に打つべきプレーヤーのパートナーのラケット、身体、着衣あるいは持物に触れたとき。
(3) サービスの完了する前に、プレーヤーがベースラインおよびその仮想延長線上を越えたとき。